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夕方6時半、蝉の幼虫が木を登るのを近所の子供達と観てた。
その幼虫、2回落下した。人の手に触れないように助けた。

8時、羽化が始まった。
ゆっくり、背中が割れていった。

8時半、サナギから体が出た途端に又落下。
アリに食われないように、みんなで葉っぱの布団を作った。
蝉の名前は『光器サーシャ』みんなで、つけた。
「光器サーシャ頑張れ!死ぬな!生きろ!」みんなの声援に私は感涙。

9時、羽がだいぶ広がった。

明日の朝、羽が乾いてちゃんと成虫になりますように!
願いを込めて、解散。

世界でたった一つの命を、救えますように。